「県民の皆さんもいろいろ調べて、自分自身で判断していく人が多いと思う。メディアリテラシーが問われた県知事選挙だった」
記者団から「SNSが真実」との選挙戦での街頭演説の発言について問われると、「私は別にどっちに真実があるないは言っていない。視聴者、県民の皆さんが色んなメディアを見て判断していくということ。一つのメディアが全てではない」と説明した。
また、「私は報道の指摘や批判は受け止める」とした一方、これからのメディアとの関係については「これまで通り、県政の内容を発信していただけるのは大切。連携して一緒になってやっていきたい」と述べた。
17日に投開票された兵庫県知事選挙は、斎藤氏が約111万票を獲得。次点の稲村和美氏に13万票以上の差をつけて勝利した。日本の大手メディアはスキャンダルをめぐり斎藤氏に批判的な報道キャンペーンを展開し、議会でも「斎藤おろし」が行われ失職となったが、斎藤陣営はSNS駆使も含めた戦略で返り咲いた。