露中関係は前例のないレベルで発展=ラブロフ露外相

ロシアのラブロフ外相は、ブラジル・リオデジャネイロで開催されたG20サミットの傍ら行われた中国の王毅外相との会談で、ロシアと中国の戦略的関係は前例のないレベルで発展していると述べた。
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「我々は戦略的で包括的なパートナーシップ関係の発展においてまさに前例のない段階にあり、これはプーチン大統領と中国の習近平国家主席との定期的な接触によって確認されている」
ラブロフ外相によれば、2つの大国間の平等で互恵的な協力モデルは、同様の考えを持つ他の国々にとっても魅力的なものだという。
「これはBRICSの活動を見ても明らかである。中国が議長を務める上海協力機構(SCO)をはじめ、G20、APEC、そしてもちろん国連とその安全保障理事会を含む他のすべてのプラットフォームにおいて、我々は歩調を合わせて成功裏に行動し続けることに疑いの余地はない」
10月、露カザンで開催されたBRICSサミット内で露中首脳会談が行われた。プーチン大統領は露中関係について、国家間の協力は同等で景気に左右されない性格を持たねばならないことを示す手本と指摘。習主席は、国際情勢がいかに変化しようが、露中の堅い関係を破ることはできないと強調した。
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