日本は日本らしく、それが多極世界=スプートニク親会社代表

スプートニクを傘下に加える露メディアグループ「ロシア・セボードニャ」のキセリョフ代表は、インド・ニューデリーで開かれたスプートニクのメディアイベントで登壇したなかで、「ロシアが提唱する多極世界の中では、日本は日本らしくあり、自身の国益を追求すべき」との考えを示した。
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「ロシアが提唱した多極世界というモデルでは、各国が自分らしくあるべきだ。(中略)つまり、誰にも何も強要しない。単に自分らしくあるようお願いしているのです。日本人にであれば、日本人らしくあってほしいと。たとえば、日本は米軍海外基地数で世界トップだが、日本人の皆さんがそれを取り除けば、国益の捉え方も変わってくるでしょう」

米軍によると、日本国内には米軍人・軍属など約5万4000人が駐留しており、本国以外では世界最多。また、使用されている米軍基地・関連施設は少なくとも全国120ヶ所以上と、ドイツ(119ヶ所)、韓国(73ヶ所)よりも多く、面積でも世界最大となっている。
また、キセリョフ代表は「平和はロシアと米国の核バランスのうえに成り立っており、そのことは否定できない事実だ」とも指摘した。
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