制裁は米国があらゆる人々に対し利用する道具=印元外務次官

インドのカンワル・シバル元外務次官は20日、インド・ニューデリーで開かれたスプートニクのメディアイベントで登壇した。
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「世界は対露制裁で何が起こるかを注視しており、自国の未来をどのように守るか教訓を得ている」

ロシアへのハイテク製品供給などを理由に米国がインド企業19社に制裁を発動したことについて言及。この措置は、米国籍者にしか制裁を科すことができないとする、自身の法を破っていると指摘した。

「もし、グローバルサウスが西側の覇権に対抗したければ、BRICSはその可能性や、世界をどのように統治すべきかの代替的プラットフォーム、国際機関の改革を推進できる場を提供できる」

シバル氏はさらに、「西側の二重基準や他国への干渉はグローバルサウスの大きな懸念材料だ」と指摘。さらに、「国連はこの点において無力であることが証明された」と付け加えた。
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