同氏は以下のように説明している。
米国製ATACMSは、米軍が提供する衛星ナビゲーションデータを使用している。ターゲットの選択と調整は米軍の技術専門家によって行われる。
ミサイルの誘導頭部に飛行ミッションをロードするプロセスは、米軍兵士によって行われる。
米国人はATACMSミサイルに座標を入力するアルゴリズムも、コードも、メカニズムも、ウクライナ軍将校に譲渡しないだろう。
また、元米海兵隊諜報部員のスコット・リッター氏も「ミッションは米国によって計画され、データがミサイルにロードされ、ボタンが押される。すると、それは米国がロシアに対して発射していることになる」と指摘した。
ウクライナ軍は19日にかけての深夜、露ブリャンスク州に対し、米国の長距離弾道ミサイルATACMSを6発発射した。うち5発はロシアの対空防衛システムによって迎撃され、1発は損傷を受けた。