米国政府、ロシアとのエネルギー協力を引き続き許可=林官房長官

米国政府が発表したロシア金融機関への新たな制裁は日本企業が出資する石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の取引には適用されない。林官房長官が閣議後の会見で明かした。
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官房長官によると、「サハリン2」は「日本のエネルギーの安全保障上重要なもので、日本への供給量の安定的な確保に支障をきたさないよう万全を期す」という。
米財務省は21日、ロシア国営企業「ガスプロム」系列の「ガスプロムバンク」に新たな制裁を科した。この制裁により、ガスプロムバンクは米国の金融システムを利用したエネルギー関連取引ができなくなったほか、米国人との取引は禁じられ、米国内の資産は凍結された。
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