韓国メディアは生稲政務官が過去に靖国神社に参拝したと伝え、これが韓国側が欠席する理由だと報じた。これに対し、林官房長官は事実誤認であり、欠席は「残念だ」とコメントした。
林官房長官は午前の記者会見で「政府としては主催者である地元と連携し韓国政府との間でも丁寧な意思疎通を行ってきた。韓国側の欠席の理由について説明する立場にはないが、韓国側が参加しなかったことは残念だ」と述べた。
また、韓国メディアの報道についても触れ、「生稲政務官は参議院議員就任後に靖国神社を参拝した事実はないと承知をしている。報道を受けて日本側から韓国側に対し事実関係を説明した」と述べた。
生稲政務官は2022年の参院選で初当選。旧安倍派「5人衆」の萩生田光一経産相(当時)の全面支援を受け、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関連施設を回っていた。一部報道によると、当選から1カ月後の8月15日、生稲氏は当時、萩生田氏らと総勢20人超で靖国参拝したとのこと。