北極圏ガス事業、日本側の撤退意思なし=露経済団体トップ

露最大の経済団体「ロシア産業企業家同盟」のアレクサンドル・ショーヒン会頭は、日本企業も参画する露北極圏の天然ガス開発事業「アークティックLNG2」について、日本側に撤退の意図がないとの認識を示した。
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「アークティックLNG2の港建設が減速しているのは確かだ。だが、日本の新しい大使は最近お会いしたとき、日本はロシアからのLNG供給に関心があるため、最期までプロジェクトに残ると明確に示した」

アークティックLNG2は最大で年産660万トンを見込む巨大プロジェクト。昨年12月に最初の工場での生産が開始したが、商業供給についてはまだ伝えられていない。
日本は三井物産とJOGMEC(エネルギー・金属鉱物資源機構)が設立した合弁会社が10%の権益を保有している。
米国の経済制裁により事業は妨害されているものの、日本企業はこれまでに撤退は発表していない。
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