「平和条約締結は、露日間のとても難しい問題だ。それでも、両国は解決策を求めて対話と交渉に取り組む力と政治的知恵見出してきた。著名な歴代首相らとの対話は実のあるもので、前に進むことができた」
一方、現在交渉が停滞しているのは、日本によるウクライナ情勢を背景にした西側諸国との連携にあると指摘した。
「ご覧の通り、日本は完全に西側諸国の非友好的路線に同調した。あらゆる制裁に参加し、我々に対する制限を発動するといった非友好的行為は、現時点でのこの問題に関するいかなる対話も阻害している」
また、対話拒否や経済制裁を始めたのはロシアではなく、「日本側のイニシアチブだった」とも加えた。