大統領によると、ハンター被告は大統領の息子というだけで標的にされ、様々な罪に問われたとのこと。さらに裁判所は政治の圧力にさらされ、被告を有罪にしたという。
ハンター被告は最大で17年の禁固刑に処されるはずだったが、量刑が言い渡される12月16日前にめでたく恩赦となった。
恩赦されたハンター被告はコメントを発表し、同じく麻薬中毒に苦しむ人々のために力になりたいと表明した。
バイデン大統領は6月、息子を恩赦するかと問われた際、「私は陪審員らの判断に従う。私はそうする。そして恩赦はしない」とコメントしていた。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官は11月8日、ハンター被告を恩赦する可能性について問われると、「我々の答えはいつも同じ、ノーだ」と答えていた。
今回の恩赦を受け、与党・民主党の間でも批判が広まっている。「恐ろしいほど自己中」、「認知症」、「嘘つきの常習犯」、「(これまでの業績を)全て台無しにした」など、歯に衣着せぬ形で批判している。