最大野党「共に民主党」は7日に弾劾決議案の可決を目指しており、ハン代表はこれに賛成する立場を示唆した形となる。
ハン代表はこれまで、ユン大統領の弾劾の議案について、党として反対する方針を強調していたが、今回の発言は弾劾に事実上、賛成する立場を示唆したものと受け止められている。
韓国ではユン大統領が「非常戒厳」を一時宣言したことを受けて、最大野党「共に民主党」などの野党6党が大統領の弾劾を求める議案を国会に提出した。国会議員300人のうち、3分の2以上が賛成すると可決されるが、野党側だけでは達していないため、可決には与党「国民の力」の少なくとも8人が賛成に回る必要がある。