韓国メディアによると、7日午後6時20分ごろから弾劾訴追案の採決が始まったが、一部野党議員はまだ投票を終えていない。退席した与党議員が議場に戻って投票するのを待つための時間稼ぎとみられる。8日午前1時前まで投票時間が長引く可能性がある。
弾劾訴追案の可決には在籍議員の3分の2、つまり200人の賛成が必要。与党「国民の力」所属議員は108人。そのうち3人(議場に残った1人と一時退席後に議場に戻った2人)が投票を行ったが、あとの105人は投票せず退席したままとなっている。このまま追加で戻る与党議員がいなければ、他の全員が賛成しても規定数に届かず廃案(否決)となる。
動画や写真はSNSより。デモ参加者らが撮影したとみられる。