大統領選挙ではロシアとの関係正常化、及びウクライナへの武器供与停止を呼びかける無所属のジョルジェスク氏が一回目の投票で首位に立った。12月8日には決選投票が行われる予定だったが、憲法裁判所は6日、大統領選挙を無効にする判断を下した。新たな日程はまだ発表されていない。
政府はジョルジェスク氏が親ロシア的感情などを広める動画を拡散したと批判している。
ジョルジェスク氏はこれを受け、「民主主義を踏みにじるものだ」と強く反発している。
24日に行われた一回目の投票でルーマニア・ファーストを掲げるジョルジェスク氏は22.94%で首位に立った。一方、欧米との協力を呼びかけるラスコニ氏は19.18%で2位に留まった。