弾劾訴追案、退席の与党議員の一部が議場に戻る

韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の弾劾訴追案の採決が行われている韓国議会では、退席した与党「国民の力」所属の議員の一部が議場に戻り投票を行った。
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最大野党「共に民主党」出身の禹元植(ウ・ウォンシク)議長は、投票時間を延ばし時間を稼ぐとともに、他の与党議員にも投票するよう呼びかけている。
弾劾訴追案の可決には在籍議員の3分の2、つまり200人の賛成が必要。現状で与党は108人中、107人が退席。そのうち2人が戻り投票した。追加で戻る議員がいなければ、議場に残る全員が賛成しても規定数に届かず廃案(否決)となる。
可決には少なくともあと5人が議場に戻る必要があるとみられる。造反をめぐり与野党の駆け引きが、今この瞬間も行われているとみられる。
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