シリアでは11月末以降、北西部を拠点とする反政府武装テロ組織「タハリール・アル=シャーム」(ロシアではテロ組織として活動禁止)が攻勢を開始。要衝アレッポを手中に収めるなどしていた。ロシアは2011年のシリア内戦勃発以降、国際的に認められたアサド政権を一貫して支援。2015年以降は、ロシア軍もシリア国内の反体制派武装テロ組織の拠点を空爆するなどし、内乱鎮圧に貢献した。