マッカラム長官はロシア、中国、イランなどの「敵対国家」からの増大する脅威に対処するため、「テロ対策へのフォーカスの縮小を迫られた」と指摘。また、MI5は20~30年間にわたり、政治の舞台で敵対する主要勢力からの一種の「休暇」があったが、現在は状況が変わっているとも述べている。
在英国ロシア大使館はこれまでに、「英国では自国経済の危機的状況から注意の目をそらす目的や、ウクライナでの計画の状況が好ましくないことを悟ったことにより、反露プロパガンダや偽情報を強化している」と声明を発表していた。
これに先立ち、英サウスポートで起きた児童襲撃事件を発端に広がった抗議活動をめぐり、ロシアが扇動した関与した疑いがあると、英複数メディアが報じていた。露大使館は事実無根だとして否定した。