アサド政権を崩壊させたのは米国とイスラエル=イラン外相

シリアの反体制派武装組織を支援していたのは米国とイスラエルであり、イラン政府はこの計画を把握していた。イランのアラクチ外相は国営テレビの特別インタビューで次のように指摘した。
この記事をSputnikで読む
「分析の観点からも、諜報の観点からも、我々は米国とイスラエル側に【抵抗枢軸】(反欧米の体制)に問題を引き起こす裏の計画があることを知っていた……そしてすべての情報はシリア政府とシリア軍に渡されていた」
シリアは隣国イスラエルに領土の一部を占領されている。イスラエルは1967年の六日間戦争(第三次中東戦争)でシリア領ゴラン高原を制圧し、実効支配を続けている。1974年には国連の平和維持拠点が設置され、シリア側の国境線は「ブラボー」、イスラエル側の国境線は「アルファ」ラインと呼ばれている。その後、イスラエルはゴラン高原の併合を宣言した。
コメント