米南西部ニューメキシコ州の空軍基地で11月20日、空軍のオスプレイが緊急着陸する事故が発生。昨年11月に発生した屋久島沖での事故との「類似点が見られた」と指摘されている。
これを受け、空軍特殊作戦司令部は6日、保有する全てのオスプレイの運用を一時停止したという。海兵隊も同日、不可欠な任務を除くオスプレイの運用を96時間停止する措置を決定したとのこと。
2023年11月、鹿児島県屋久島沖で米軍のオスプレイが墜落、乗員8人全員が死亡した。この事故を受け、米軍は世界に配備しているオスプレイの飛行を停止する措置をとり、3月に解除を発表した。
直近でも、沖縄県与那国島の陸上自衛隊駐屯地で陸自オスプレイの左翼が地面と接触し一部が損傷する事故や、鹿児島県の奄美空港と福岡県の福岡空港に事前の空港使用届け出がないまま米軍のオスプレイが着陸する事案が立て続けに起きている。