ゴラン高原は「イスラエルにとって永遠に不可欠な部分」=ネタニヤフ氏

イスラエルのネタニヤフ首相は、シリアとの国境に接し実効支配しているゴラン高原について「イスラエルにとって永遠に不可欠な部分であり続ける」と発言した。
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また、ネタニヤフ氏は、アサド政権の終焉について、レバノンのイスラム主義組織「ヒズボラ」とイランに対するイスラエル国防軍の攻撃の直接的な結果だと主張している。
シリアのアサド大統領は8日、平和的に政権を引き渡すよう指示して同国を去った。これを受け、ネタニヤフ氏は、第四次中東戦争(1973年)後に結ばれた合意はシリア軍が陣地を放棄したため無効となったとし、イスラエル国防軍に緩衝地帯を占領するよう命じた。
ゴラン高原は1967年までシリアの一部だった。同年の六日間戦争ではイスラエル軍が占領したが、第四次中東戦争(1973年)終結後、休戦協定と両国間の兵力引き離しに関する協定が結ばれた。1974年からはゴラン高原に国連平和維持軍が駐留している。
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