米東部で目撃が相次ぐ謎のドローン、ニューヨーク州の空港業務を麻痺させる

米ニューヨーク州のスチュワート空港で、正体不明のドローンが空港の業務を麻痺させた。同州のキャシー・ホークル知事は、数週間前から米国民を恐怖に陥れている謎のドローンを巡る状況は「行き過ぎている」との声明を発表した。
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「昨夜、スチュワート飛行場の滑走路は、上空でのドローンの活動により約1時間閉鎖された。これは行き過ぎだ」
米国土安全保障省の報道官は14日、記者団に対し、米当局は、多くの都市近郊で目撃されている正体不明のドローンについて公共の安全を脅かすような証拠はまだ見出していないと述べた。
また、米連邦捜査局(FBI)の報道官は、米上空にあるこれらの物体の起源は依然として謎のままであるとし、捜査を続けていると語った。
これより前、FBIは数週間に渡ってニュージャージー州やニューヨーク州上空でのドローンの群れについて、一般市民から情報を受けていると明らかにした。ニュージャージー州には軍事施設やインフラ施設があり、さらにはトランプ次期米大統領の不動産もあるが、ドローンは監視されるとすぐに姿を消すと言われており、地元指導部は連邦機関に何が起きているのか調査するよう要求した。一方、米国防総省は、ニュージャージー上空での活動は米国の敵国によるものではないと主張した。
トランプ氏も、市民が観測した謎のドローンを撃墜するよう呼びかけた。
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