トランプ氏、次の駐日大使に元ポルトガル大使を指名か=米報道

トランプ次期米大統領は、第1次政権でポルトガル大使を務めたジョージ・グラス氏を次の駐日大使に指名する可能性が高いという。米CBSニュースが複数の関係者の話として報じた。
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グラス氏は投資銀行や不動産業の経営を手がけてきた実業家で、大口献金者として2016年と今年の大統領選でトランプ氏を支援した。日本との関わりは明らかになっていない。
トランプ氏は14日、自身のSNSで、ベネズエラや北朝鮮など最も緊張が高まっている地域での動きを監督する特別任務担当の大統領特使にリチャード・グレネル氏を任命すると発表した。
グレネル氏は第1次トランプ政権でドイツ大使、国家情報長官代行、セルビア・コソボ交渉に関する大統領特使を務めた。また、国連安全保障理事会で8年間勤務し、北朝鮮やその他の国に関する問題に取り組んだ。
米メディアによると、グレネル氏は和平協定の一環としてウクライナ東部に自治区を設置することを提案しており、ウクライナのNATO加盟は米国の利益にならないと考えている。グレネル氏は9月にニューヨークで行われたトランプ氏とゼレンスキー氏の会談に同席した数少ない人物の一人であり、トランプ氏は欧州問題に関するグレネル氏の意見に耳を傾けているという。
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