これまでの調べによると現地時間17日早朝、モスクワ東部リャザンスキー通りの集合住宅で、建物の入口付近のキックボードに仕掛けられていた爆発物が作動した。爆発物はTNT換算で約200グラムと推定されている。ロシアではこれまでに、思想家アレクサンドル・ドゥーギンの娘、ダリア氏の爆殺事件や、作家で政治活動家のザハール・プリレーピン氏の車が爆破され運転手が死亡した事件などがあった。当局の調べによると、いずれもウクライナ保安庁(SBU)などが関与したと結論付けられている。