トランプ氏指名のウクライナ・ロシア担当特使、露軍中将殺害巡りウクライナを批判

ドナルド・トランプ次期米大統領からウクライナ・ロシア担当特使に指名されたキース・ケロッグ氏は、露モスクワで露軍放射線・化学・生物学防護部隊トップのイーゴリ・キリロフ中将ら2人が爆殺された事件について「賢明なことではない」と批判した。
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「戦場ではなく故郷で将軍を殺害することは賢明なことではない」
ケロッグ氏は、米Foxビジネスの放送内で「戦争にはルールがあり、やってはいけないことがある」と話した。
一方、キリロフ氏の殺害がロシアとウクライナの和平交渉の開始を妨げるものではないと期待を示した。
モスクワで17日早朝、集合住宅入口の電動キックボードに仕掛けられていた爆弾が爆発し、キリロフ中将と補佐官が死亡した。露連邦捜査委員会はテロ事件として立件、捜査を開始していた。
露連邦保安庁(FSB)は18日、実行犯とみられるウズベキスタン国籍の男を拘束したと発表した。男はウクライナ情報機関に雇われたと自供しており、テロ攻撃の報酬として10万ドル(1500万円)とEUへの脱出を約束されていた。
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