ホンダと日産は2026年8月の経営統合を目指す。
経営統合する際は、新たに設立される持株会社の傘下に、両社が入る形になる。
設立直後の持株会社の社長と取締役の過半数はホンダから指名する。
「ホンダによる日産への支援」との利害関係者の指摘も想定しているが、どちらが上、どちらが下ではない。
ホンダの時価総額は、23日の終値時点で6兆7399億円。一方の日産は1兆6712億円となっている。日産は今年上半期、前年同期比で営業利益が9割減になるなど、経営再建が求められていた。
奇しくも同じ日に会見を行った日産元社長のカルロス・ゴーン被告は、両社には技術面などで重複する部分が多く、「相互補完性がなく成功しない」との見方を示した。