国連は加盟国の経済力や支払い能力などに応じて負担する分担金を3年に1度、見直している。国連総会では24日、2025年から2027年までの新たな分担の比率を定めた決議を採択した。
上位3か国の順位に変動はなく、日本の分担率は6.93%となり、これまでの3年間より1.1ポイント低くなった。
米国の分担率は22%で変わりはないが、中国は5ポイント近く高くなり、20.004%となったことから、影響力をより強める模様。
トランプ次期大統領が国連への拠出を減額する場合、国連は困難な運営を強いられると見られている。