「α世代」という言葉の生みの親、社会学者で未来学者のマーク・マクドリンドル氏によると、β世代の子どもたちは「深刻な社会的課題に直面する世界を受け継ぐことになる」という。
マクドリンドル氏は自身のサイトで、β世代の親、主にZ世代のSNSの使い方について、先代たちとは異なるアプローチを取ることになると予測する。
「ミレニアム世代の親の多くが子どもの成長を記録するためSNSを使っていたのに対し、Z世代は若いうちからSNSを使用してきたことで、SNSの良い面、悪い面の両方をよく理解している。Z世代の親はスクリーンタイムを制限することが最優先であると考える傾向が強い」
マクドリンドル氏はまた、2035年までにβ世代が世界人口の16%を占め、AIが根付く社会で暮らすことになると述べている。
β世代の先代には1996年から2010年の間に生まれたZ世代、1981年から1996年の間に生まれたY世代、いわゆるミレニアム世代がいる。