トランプ次期大統領はフロリダ州の邸宅マールアラーゴで記者会見した中で、パナマ運河の権力を獲得する上で武力行使しないと約束するよう記者に要請されると、次のように発言した。
「いや、保証はできない。パナマとグリーンランドの話だが。そのどちらについても保証はできない」
トランプ氏はグリーンランドについて、米国の一部になるべきだと述べ、国家安全保障、及び「自由世界」の防衛にとってグリーンランドが持つ戦略的重要性を強調した。
「この島の人口は約4万5千人しかおらず、そもそもデンマークがグリーンランドに対して法的権利を持っているのかは誰も知らない。そうであれば、グリーンランドを譲るべきだ。なぜなら、自由世界を守るために必要だからだ」
具体的には中国とロシアが北極地域でのプレゼンスを強めていることを理由に挙げ、同海域から追放するためにもグリーンランドを獲得する必要があると主張した。