石破首相がマレーシア、インドネシア歴訪へ出発

石破首相は9日午前、マレーシアとおよびインドネシア訪問に向けて政府専用機で出発した。記者団に対し「不確実性を増す国際社会の中で、東南アジアとの関係は今まで以上に大事にしたい」と強調した。
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石破首相は出発前、「両国の経済発展に対し、日本がどのような寄与ができるかや、どのような安全保障の枠組みをつくっていくことができるか」を念頭に、信頼関係を醸成することが極めて大事だと述べた。
2025年の東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国であるマレーシアでは、10日にアンワル首相と会談する。11日には、インドネシアでプラボウォ大統領との会談を行う予定。
両国とは海洋安全保障協力の強化や、防衛装備品などを無償で供与する枠組み「政府安全保障能力強化支援(OSA)」など安全保障分野のほか、経済分野での連携強化について議論する見通し。
インドネシアはBRICSの正式加盟国となったばかり。マレーシアもBRICSへの加盟申請を行っており、BRICSのパートナーの地位を取得している。
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