【ソロス氏こそ民主主義への脅威、マスク氏ではない=伊首相】

実業家のイーロン・マスク氏は自分の考えを述べているだけであり、各国の政党や団体に資金援助して政権交代を促している投資家のジョージ・ソロス氏こそ民主主義への脅威である。イタリアのメローニ首相がメディアの取材で語った。
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ドイツでは、保守政党「ドイツのための選択肢」を支持するマスク氏の発言が選挙干渉に当たるかどうかの検討が進められている。こうした中、メローニ首相はマスク氏を擁護した。
「マスクは自分の立場を主張しているだけで、それは私たちも同じ。誰でも好き嫌いあるでしょう。ですが、内政干渉の危険性があると言うのであれば、有名人や富裕層が意見を表明するのはこれが初めてではないと言えます」
そのうえで、政党や団体に資金提供するソロス氏こそ真の脅威だと発言した。
ソロス氏は資金投機により多くの国で政権交代を組織したとして繰り返し非難されている。ソロス氏自身、ウクライナでは2004年のオレンジ革命、2014年のマイダン革命に貢献したことを否定していない。様々な国でソロス氏は内政干渉の疑いで告発されている。
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