「望まない流血事件を防ぐため、こうした行為は違法であるものの、検察に出頭することにした」
そして今回の「出頭」は自身に対する捜査の合法性を認めるものではないと強調した。
「大韓民国の憲法と司法制度を守る責任を負う大統領として、この違法かつ無効なプロセスに参加するという私の同意は、それを承認したものではない」
また、国内の司法制度は「完全に破壊された」と述べ、同大統領に対する捜査は違法だと改めて指摘した。
「残念なことに、我が国では司法制度が完全に破壊されている。捜査権限を持たない機関に令状が発行され、令状を検討する権限を持たない裁判所が逮捕状や捜査令状を発行する様子が見られる。それどころか、捜査機関は偽の公文書を発行し、国民の間で誤解を生んでいる」
大統領側は捜査権限を持たない汚職行為捜査局（CIO）の要請に基づいて発行された逮捕状や捜索令状は違法であると考えている模様。