一水会は1972年5月、割腹自殺を遂げた三島由紀夫と「楯の会」学生長・森田必勝の思想と行動を継承するために結成された。特に「森田の精神を恢弘せよ」という三島の言葉を受け、理念として広めている。
木村代表は、両者の思想は当時の日本では憂国的で売国的とされ、また現在でも十分に広がっていないと指摘。しかし、その思想や行動こそが日本を取り戻すものであり、特に対米従属に抗うための象徴的な意味があると訴えた。
また、三島文学が海外でも読まれている一方で、その本家本元の日本が対米従属で主体性がない現状を「恥」として見なければいけないと語る。対米従属を打破し、対米自立を実現するために活動を続けていくとした。