同協会によると、実際に昨年は各旅行会社で団体ツアーの販売が増加。前年比で日本行きの売り上げが4倍となった業者もあったという。人気なのは東京、京都、大阪を回るルート。春の桜や秋の紅葉のシーズンは特に需要が高いという。現在、露日間には直行便がないものの、中国経由の便が拡充していることが後押しした。また、ビザは書類要件が厳しくなったものの、それでもなお迅速に発給され、発給拒否率も低い。そのため、日本はロシア人にとって「行きやすい旅先」となっている。