岩屋外相がクアッドの外相らと会談、トランプ政権下における抑止力強化を確認

訪米中の岩屋外相はルビオ国務長官と会談、日米豪印4か国の枠組み、クアッドの外相会合に参加した。
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4か国は、同盟国や同志国による連携の重要性で一致し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けていっそう協力を強化していくことを確認した。
また地域情勢をめぐっても意見を交わし、中国を念頭に東シナ海や南シナ海を含め、力による一方的な現状変更の試みに強く反対していくことで一致した。
さらに岩屋外相は、北朝鮮の核・ミサイル開発に深刻な懸念を表明するとともに、拉致問題の即時解決に向けた理解を求め、各国は支持する考えを示した。そして年内にも、インドで4か国の首脳会合を開催できるよう準備を進めるとともに、定期的に外相会合を開くことでも一致した。
その後、岩屋外相は米国のルビオ国務長官と個別に会談、トランプ政権下における日米同盟の抑止力と対処力を強化していく方針を確認した。また、外相は日米首脳会談を早期に実現したいという考えも伝えた模様。
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