16.8兆円減 億万長者の個人資産、中国AI登場で

中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」による低コストAI開発の余波は、億万長者の個人資産にも影響している。ブルームバーグによると、世界で最も裕福な500人の資産総額は計1080億ドル(16.8兆円)減少した。
この記事をSputnikで読む
最も影響を受けたのは「Nvidia(エヌビディア)」のジェンスン・フアンCEOで、20%減少の200億ドル(3.1兆円)マイナスだった。同社の株価は約18%、時価総額にして90兆円減少していた。
ディープシークはおよそ600万ドル(9.3億円)の投資で、AIを開発。単純計算で「チャットGPT」の100分の1以下のコストということになる。これを受け、米国製AIの優位性が揺らぐとの懸念が強まり、エヌビディアをはじめ米ハイテク株が下落していた。
コメント