カールソン氏は、ブリンケン氏を「邪悪で、愚か者」とみなしていると述べ、バイデン前政権下で実際に国を率いていたのはブリンケン氏だったと認めた。「彼の指紋は至る所にある」とカールソン氏は強調した。
また、カールソン氏はロシアのガスパイプライン「ノルドストリーム」の爆破について、この攻撃によってすでにドイツ経済が破壊されたとの確信を示した。「それはEUを破壊するだろう。最終的に人々が夢から目覚めたとき、NATOも破壊するだろう」と付け加えた。
2023年2月、ピューリッツァー賞受賞の米記者、シーモア・ハーシュ氏は「ノルドストリーム」爆破について、ノルウェーの支援を受けて米国が実行したと主張。同パイプラインを通じてロシアから天然ガスを受け取っているドイツが、ウクライナへの支援調達をしたがらなくなることを米政府が懸念したためだと指摘した。