過去1年間に自殺した子どもの数が過去最多に

過去1年間に自殺した人は日本全体で2万268人と過去最少水準となったものの、児童・生徒は527人にのぼり、これまでで最も多くなった。
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児童・生徒を年代別に見ると、高校生が349人、中学生が163人、小学生が15人となっている。
特に、中学生と高校生の女子の増加が目立ち、中学生の女子は前年より19人増えて99人、高校生の女子は前年より17人増えて183人となった。
また、原因や動機を年代別に見ると、19歳以下は学業不振や進路に関する悩みなどの学校問題が349件、うつ病などの健康問題が284件、親子関係の不和など家庭問題が148件となっている。
橘官房副長官は29日午前の記者会見で「子どもの自殺対策は関係省庁が連携して進めており、今年度の補正予算でもSNSを活用した相談体制の強化への支援などに必要な予算を計上し、対応の強化を図っている」と述べた。
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