立憲民主党の神谷裕議員は、「北方領土の関係の皆さんにとって本当に看過できない発言だったと思う。どうしても抗議したい」として、答弁を求めた。
石破首相は次のように陳謝した。
「話にならない。大変申し訳ない。このようなことは絶対にあってはならないことで、そのような発言がいかなる意図であったか分からないが、緩みとかおごりとか思い上がりとか、そういうものがあったということだと思っている。政府の責任者として深くお詫び申し上げる」
露外務省は南クリル諸島について、第二次世界大戦の結果として当時のソ連の一部となったものであり、ソ連を継承するロシアの新憲法に明記されているという立場をとっている。