モスクワ高級住宅で爆発 5人死傷

ロシアの首都モスクワ西部の高級高層住宅「アーリエ・パルサ」のエントランスホールで3日、爆発があった。これまでに1人が死亡、4人がけがをした。
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露連邦捜査委員会は、公衆危険殺人や複数人殺人未遂の容疑で刑事事件として捜査を開始したと発表した。爆発に関与した人物を捜索している。
原因や詳しい経緯についてはこれまでに分かっていない。
ガラスや天井などが破壊されたが、火災は起きなかった。建物自体の倒壊や更なる損傷の恐れはないという。
モスクワではこれまでに、ウクライナの特殊部隊が絡む暗殺や未遂事件が相次いでいる。昨年12月には露軍中将が住宅から出てきたところを、遠隔操作の爆弾で殺害される事件も起きたばかり。一方、今回の事件も関係があるかは現時点では不明。
スプートニクの情報筋によると、ドンバス義勇兵部隊の創設者のアルメン・サルキシャン氏が重傷で搬送された模様。同氏は2015年以降、ウクライナの敵とみなされた人々の個人情報などを公開するウクライナのサイト「ミロトヴォレツ」に登録されていた。
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