カッツ国防相は「ドナルド・トランプ米大統領の勇気ある計画を歓迎する。ガザの住民は世界の他の地域で認められているように、出域や移民の自由を与えられるべきだ」などと述べている。
これまでイスラエルは長年にわたりガザ地区を封鎖し、人やモノの移動を制限。「天井のない監獄」と呼ばれる状態をつくっていた。
米国のトランプ大統領は4日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談したなかで、ガザ地区は居住に適していないとして、更地とし住民を周辺国に移住させる案に言及。米国が「ガザを所有」して開発すると述べ、パレスチナやアラブ諸国からは強い反発の声があがっていた。
トランプ大統領は「必要があればガザ地区に米軍を派遣する」とも述べていたが、ピート・ヘグセス国防長官は、「現時点では派兵には程遠い」とコメントしている。