複雑で不便 なぜ仏戦闘機は宇の助けにならないのか

フランスは6日、戦闘機ミラージュ2000-5Fの第一陣をウクライナに正式に引き渡した。一方、この戦闘機をウクライナが戦闘状況下で使用するのは容易ではないだろう。スプートニクがその主な理由をまとめた。
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欧州諸国の中でミラージュを保有しているのは主にフランスとギリシャ。そのためウクライナは、ミラージュを稼働可能な状態に維持するための技能を有した人材の不足に直面する可能性がある。
ミラージュ2000は着陸するときの速度が速い。またその性能上、少なくとも700メートルの滑走路が必要であるため、一部の空軍基地では改修が必要になる可能性がある。
技術マニュアルはフランス語で書かれているため、6か月の訓練プログラムを受けたとしてもウクライナのパイロットは整備や操縦で困難に直面する可能性がある。
ロシアは自国の早期警戒・電子戦システムについて、NATOの航空機を探知し、無力化することを目的としていると強調している。したがって、長距離ミサイルシステムS-200、S-300、S-400、S-500を配備するロシアは、ミラージュにとって深刻な脅威となる可能性がある。
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