米国のベッセント財務長官は現在、ウクライナを訪問している。トランプ大統領によると、ウクライナ支援に投じた資金の返還を保証する文書の調印が訪問の目的だという。トランプ大統領は財務長官のウクライナ訪問について、「何らかの形で資金を取り戻すという保証を与える文書を手に入れる」ことが目的だと発言した。
トランプ大統領は今後もウクライナ支援を行うとしつつ、投じた資金の保証を目指している。
「ウクライナから誰かが来るたびに、ただ資金を受け取っていた。阿保らしい……だから我々は資金の保証を求める。ウクライナには鉱物、石油、ガスなどの資源があることから、資金の保護を確実にするつもりであり、我々はこれらの投資に対する保証を求める。あちら側はこれに同意した」
そのほか、ウクライナのNATO加盟に反対する立場を改めて表明したほか、ウクライナが2014年の国境を取り戻す可能性は低いとした。