米国、これまでのウクライナ支援と引き換えに鉱物資源の提供を提案

米政府は、すでにウクライナに提供された軍事支援と引き換えに、米国がウクライナの鉱物資源を利用するという合意に同意するようウクライナに申し入れた。フィナンシャル・タイムズ紙が関係者の話として報じた。
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ただし、文書では今後の軍事支援については触れられていなかったという。
CNNによると、ゼレンスキー大統領は、ベッセント米財務長官から手渡された財政協定に署名しなかった。また、ゼレンスキー氏は、ウクライナの鉱物資源へのアクセスに関する協定に署名するよう求めるバンス副大統領の要請を拒否したと明らかにした。
米・ウクライナ協議に詳しい関係者らによると、ゼレンスキー氏は、EU諸国を含む他の国々を、今後のウクライナの天然資源開発に関与させることにも関心を持っているという。
ベッセント米財務長官は12日にウクライナでゼレンスキー氏と会談した。トランプ大統領は、ウクライナ支援に投じた資金の返還を保証する文書の調印が訪問の目的だとしていた。
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