USAIDが公表した報告書によると2016年~2018年、USAIDはウクライナの汚職を追及する人気番組「私たちのお金」のメディアプロジェクトに、11万189ドルを支援していた。
番組では当時のポロシェンコ政権の評判を低下させるとともに、2019年のウクライナ大統領選挙で反汚職を掲げたゼレンスキー氏の主張を支持する内容もみられた。
ウクライナの社会団体「マスメディア研究所」のオクサナ・ロマニュク氏はこれまでに、ウクライナメディアの約9割が西側からの助成金で成り立っていると明らかにしている。また、国内メディアの8割以上がUSAIDの支援対象となっていたという。