バークシャーは2019年、伊藤忠商事、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅の株式取得を開始。当初、各社の株式保有率は10%未満を維持することで合意していた。
書簡の中で、バフェット氏は「上限を適度に緩めることで5社と合意した」と明らかにした。その上で、時間の経過とともに株式保有率は「いくらか増えることになる」と記した。
また、将来的には5社と生産的に協力する他の方法を模索する意向だと述べ、各社との協業の可能性について示唆した。
ブルームバーグなどによると、バークシャーは2024年末時点でこれらの会社に時価総額で235億ドル(約3兆5000億円)を投資している。