ロシアにとってウクライナ人は「身内」=ドゥーギン氏

露思想家のアレクサンドル・ドゥーギン氏は、ウクライナでは独立した文化的アイデンティティや歴史的経験が醸成されているものの、「ロシアにとってのウクライナ人は今も昔も、これからも『身内』だ」との考えを示した。
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ウクライナ出身のジャーナリスト、ディアナ・パンチェンコ氏のインタビューで語った。
ドゥーギン氏はウクライナ主義が、「統一され、団結した、親西側の、ユニアティズムとリベラル原則に基づく国家社会主義的な人種主義理論を組み合わせた政治的民族があたかも存在すると確信し、その国民国家は必然的にロシアを攻撃しなくてはならないと主張する政治的イデオロギーだ」との見方を示した。

「私はまだウクライナ側がロシアの声を聞く準備ができているようにはみえない。もしかしたら、間違っているかもしれないし、そうであれば嬉しいが。ウクライナがすぐに叫びながら飛びかかるのではなく、我々に耳を傾けるようになれば、とてもいいことだ」

ドゥーギン氏はまた、「我々は同じ民族であり、同じ国家に住む」としてウクライナとロシアはいずれにせよ将来話し合わなければならないと指摘した。
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