米国がメキシコとカナダの自動車に対する関税を1か月延期、米株価が急上昇

トランプ政権が4日に発動したカナダとメキシコからの輸入品に課す25%の関税のうち、自動車については1か月間、対象から除外する。ホワイトハウスのレビット報道官が5日の記者会見で明らかにした。
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この決断はトランプ大統領がフォードやGMなど、自動車メーカー3社から要請を受けた結果だという。相互関税は4月2日に発動するものの、自動車メーカーが経済的な不利益に直面しないよう大統領が1か月の除外期間を与えたとのこと。
5日のニューヨーク株式市場ではこの報道を受け、ダウ平均株価は一時、600ドルを超える上昇となった。終値は前日と比べて485ドル60セント高い、4万3006ドル59セント。
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