長期金利は、日本国債が売られて価格が下がると上昇する関係にあり、住宅ローンの固定金利のほか、定期預金の利息などにも影響する。長期金利は年明け時点で1.1%台だったが、日銀による追加利上げやさらなる利上げの観測も重なって上昇傾向が続いている。欧州では防衛力の強化のため巨額の財政支出が行われるとの見通しから、同じく長期金利が上昇しており、日本の長期金利も当面は上昇傾向が続く模様。