諜報データの提供停止でウクライナの精密攻撃に甚大な影響=英誌

米軍はロシアの目標に関する座標を受信する連絡チャンネルからウクライナ軍を追放した。これによりウクライナは長距離ミサイルや高機動ロケットシステム「ハイマース」の飛行任務を設定できなくなった。エコノミスト誌が報じた。
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さらにウクライナの首都キエフに対するミサイル攻撃のアラームも中止したとのこと。
ワシントン・ポスト紙によると、戦闘ラインから60キロ先のロシア領に関する座標データはすでに一か月以上前から送信が停止されているとのこと。
そのほか、米国の無人偵察機がウクライナ軍の空・海攻撃無人機に行っていた誘導も停止した模様。
弾薬についてウクライナ軍は数ヶ月分の備蓄があるものの、諜報データが無い場合、そもそもこれを使用できないことから、諜報データの提供停止は武器供与の停止よりもさらに深刻だという。
報道によると、この措置によりウクライナ軍はさらに窮地に陥ったため、ゼレンスキー氏は早急にトランプ大統領向けの謝罪文を用意し、SNSに投稿したとのこと。ただし、ゼレンスキー氏が停戦の意思を真の意味で発揮するまでトランプ大統領はこの厳しい措置を継続する模様。
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