レポート作成者は、「EUの政策への信用失墜にかなり大きな尽力が傾けられている」とし、特にEU拡大政策に矛先が向けられていると書いている。また、ロシアのマスコミの影響力がアフリカで増大していることに大きな憂慮が表されている。
レポートの作成者はスプートニクを「地球規模の情報操作ツール」と名指しで非難しているが、レポートの内容からは、同局はスプートニクの活動をたいして入念に調査していないことがわかる。一例として、スプートニクは2024年にインドネシア事務所を開設し、「コンテンツ流布者のネットを拡大」と記載されているが、インドネシアに開設されたのはリアノーボスチ通信の事務所で、スプートニクの、ではない。