万博会場でメタンガス検知 過去には爆発事故も

大阪・関西万博を運営する博覧会協会は6日、万博会場の西側にあるグリーンワールド工区と呼ばれるエリアで、一時、着火すれば爆発を起こしうる濃度を超えるメタンガスを検知したと発表した。
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同協会によると、6日夕方、連絡を受けて駆けつけた消防局員と協会職員が屋外の電気設備地下ピットを測定したところ、爆発下限界(5 vol%)を超えるメタンガスが検知された。
事態を受け、協会側は当該箇所の周囲への立ち入りを規制し、自然換気を実施。その後、基準値を下回ったことを確認して規制を解除した。
万博会場の夢洲では、2024年3月にも建設中のトイレの床下にメタンガスがたまり、爆発事故が発生していた。協会は32億円を投じて換気装置を設置するなどの対策を進めていたという。
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